ジャンルを絞り込む
それから
夏目漱石
若き代助は義侠心から友人平岡に愛する三千代をゆずり自ら斡旋して二人を結びあわせたが、それは「自然」にもどる行為だっ…
大学教育について
J.S.ミル 竹内一誠
大学とは職業教育の場ではなく、専門知識に光をあてて正しい方向に導く一般教養の光明をもたらすところである。文学、自然…
大災害と法
津久井進
地震、津波、台風、豪雨、噴火など、毎年のように日本列島を襲う大規模災害。なぜ国、自治体の対応は遅いのか。どうして被…
大地動乱の時代
石橋克彦
幕末にはじまった首都圏の大地震活動期は、関東大震災(一九二三)をもって終わり、その後、東京圏は世界有数の超過密都市…
大統領でたどるアメリカの歴史
明石和康
国際社会をリードする「唯一の超大国」アメリカ。そのアメリカを率い、世界に強い影響力を及ぼすアメリカ大統領はどのよう…
代表的日本人
内村鑑三 鈴木範久
内村鑑三(一八六一―一九三〇)は、「代表的日本人」として西郷隆盛・上杉鷹山・二宮尊徳・中江藤樹・日蓮の五人をあげ、…
多数決を疑う 社会的選択理論とは何か
坂井豊貴
選挙の正統性が保たれないとき、統治の根幹が揺らぎはじめる。選挙制度の欠陥と綻びが露呈する現在の日本。多数決は本当に…
正しいパンツのたたみ方
南野忠晴
家庭科は、自分の暮らしを自分で整える力だけでなく、この社会の中で他者とともに生きていく力を育ててくれる教科だと実感…
タックス・イーター
志賀櫻
国民の税金を食い荒らし、富を奪い取る者は誰だ。政治と経済に隠然たる力を及ぼし、法を逆手にとりながら、文明の対価であ…
タックス・ヘイブン
税制の根幹を破壊する悪質な課税逃れ。そのカラクリの中心にあるのがタックス・ヘイブンだ。マネーの亡者が群れ蠢く、富を…
脱原子力社会へ
長谷川公一
90年代以降、すでに先進国は「非原子力化」のステージにある。「省エネ」を超えた効率利用、再生可能エネルギーの活用は…
谷川俊太郎~これまでの詩・これからの詩~
谷川俊太郎 William…
「月に1篇ずつ新聞に連載したもの。半世紀前の『落首九十九』と違って「心」という頁に掲載されることになっていたので、…
旅に出よう
近藤雄生
将来への不安や悩みを抱えながら海外へ旅立った若者がオーストラリア、ユーラシア大陸、ヨーロッパ、アフリカへと続く5年…
WTO 貿易自由化を超えて
中川淳司
WTOは今、岐路にある。現在、話題のTPPやFTA、EPAとはどう違うのか。その変化は私たちの暮らしにどう影響する…
食べていくための自由業・自営業ガイド
本多信一
リストラされたり就職できなかったり、会社勤めがむずかしくなっている。しかし悲観的になることはない。世の中にはじつに…
だます心 だまされる心
安斎育郎
「だまし」には大きな魅力がある。巧みな手品や小説、だまし絵などは、存分に楽しめる。しかし、その魅力にのめりこんで、…
堕落論・日本文化私観 他22篇
坂口安吾
昭和21年4月に発表された「堕落論」によって、坂口安吾は一躍時代の寵児となった。処世術などクソ食らえ。自分にとって…
丹下健三 戦後日本の構想者
豊川斎赫
時代の精神を独自の美へと昇華させる構想力。丹下健三が創り出す建築空間は、高度成長の道をひた走る戦後日本の象徴であっ…
タンパク質の一生
永田和宏
ヒトの体には約60兆個の細胞があり、それぞれなんと80億個のタンパク質を持っているという。日頃意識はしなくとも、生…
短編小説を読もう
阿刀田高
とにかくおもしろい芥川龍之介、こんな文章を書けたらすごい志賀直哉、目を見張る中島敦。子どものとき落語全集と銭形平次…
検索の設定を変更する