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あやめ横丁の人々
宇江佐真理 氏家幹人
婿入りの祝言(じゅうげん)の席上、妻に思い人のあることを知った大身旗本の三男坊、紀藤慎之介。逆上して間夫(まぶ)を…
糸車
宇江佐真理
深川の長屋で独り暮らしのお絹。三年前までは、松前藩家老の妻だったが、夫を殺され息子勇馬は行方不明。小間物の行商をし…
ウエザ・リポート
初めて自分の作品が一冊に纏まって本屋の店先に並んだときの喜びと戸惑い、主婦業をしながら台所の片隅で原稿執筆をする日…
憂き世店 松前藩士物語
鎖国体制がゆらぎはじめた江戸末期。浪人となった相田総八郎とその妻なみは、江戸・神田三河町の裏店に移り住む。個性豊か…
うめ婆行状記
北町奉行所同心の夫を亡くした商家出のうめは、独り暮らしを楽しもうとしていた矢先、甥っ子の隠し子騒動に巻き込まれ、ひ…
蝦夷拾遺 たば風
仲睦まじい許婚(いいなずけ)の男女にふりかかった突然の災難、そして別れ。別の男と結ばれた女は、男にふたたび会うこと…
髪結い伊三次捕物余話
超人気シリーズが、書き下ろし長編小説に!髪結いの伊三次と芸者のお文。仲のよい夫婦をめぐる騒動を、江戸の夜空にかかる…
甘露梅~お針子おとせ吉原春秋~
岡っ引きの夫に先立たれた町家の女房、おとせ。時を同じくして息子が嫁を迎えたため、自分は手狭な家を出ることに。吉原で…
聞き屋与平 江戸夜咄草
夜が更けるとともに、ある商家の通用口に、男がひっそりと座る。「お話、聞きます」。与平は人の話を聞く、聞き屋。姑の愚…
斬られ権佐
惚れた女を救うため、負った八十八の刀傷。江戸・呉服町で仕立て屋を営む男は、その傷から「斬られ権佐」と呼ばれていた。…
口入れ屋おふく 昨日みた夢
亭主の勇次が忽然と姿を消し、実家の口入れ屋「きまり屋」に出戻ったおふく。色気より食い気、働きもので気立てのよいおふ…
酒田さ行ぐさげ 日本橋人情横丁
本当の倖せはそこにある。――日本橋の廻船問屋の番頭・栄助の前に現われたのは、以前同じ店で働いていた愚図でのろまの権…
桜花(さくら)を見た
日本橋「いせ辰」の手代・英助には誰にも言えない秘密があった。母が死に際に遺した「お前のお父っつぁまは北町奉行の遠山…
為吉 北町奉行所ものがたり
過ちを一度も犯さない人間はいない―― 与力、同心、岡っ引き、その家族…、奉行所を取り巻く人間模様。為吉は幼いころ呉…
通りゃんせ
25歳のサラリーマン・大森連は小仏峠の滝で気を失い、天明6年の武蔵国青畑村にタイムスリップ。驚きつつも懸命に生き抜…
泣きの銀次
十手と鑑札を返上し、岡っ引きから足を洗って10年。「泣きの銀次」も来年には不惑を迎えようとしていた。小間物問屋の主…
なでしこ御用帖
江戸、町医者の娘お紺の意地と恋心を描く。八丁堀の町医者の末娘、お紺は父の仕事を手伝うお転婆娘。医者修行中の長男や、…
日本橋本石町やさぐれ長屋
日本橋本石町にある弥三郎店の住人は事情をかかえた人たちばかりだ。気になる相手ができたと思えば出戻りだったり、旦那が…
彼岸花
江戸の小梅村で庄屋を務める家に生まれたおえいは気の強い母親と一家を切り盛りしていた。武家に嫁いだ妹は時折物やお金を…
ひょうたん
本所五間堀にある古道具屋・鳳来堂。借金をこさえ店を潰しそうになった音松と、将来を誓った手代に捨てられたお鈴の二人が…
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