作品詳細

皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。
1620円
あるとき、会議中に原さんが猛然としゃべりだした。とある鉄道の本について、熱く熱く語っているのである。「いや、そんな細かい部分、ここにいるだれもわからんがな」と呆気に取られつつ、私は深く納得した。なーんだ、ただのオタクだ!そこからなにがどうなって対談をすることになったのか、いまいち記憶が定かではないのだが、小説や天皇制や鉄道について、二人で好きなようにしゃべったのが本書だ。私と同様、門外漢のかたにも、肩肘張らずにお読みいただける内容になったのではないかと思う。――三浦しをん(「まえがき」より抜粋)   *三浦さんが女性作家として、時にびしっと本質を衝く意見や質問をされることに、思わずはっとさせられた。「社会全体の中で女の人をどう位置づけるかは、学校教育も政治家も何も考えていないような気がします。」「アマテラスは女性の神様ですが、その子孫であるとされる天皇家は、なぜ女系を採用しなかったんでしょうね。」学者でない人々、とりわけ女性との対話を積み重ねることで、自らの学問が鍛えられてゆくことの大切さを、改めて思い知らされた次第である。――原 武史(「あとがき」より抜粋)

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