作品詳細

成功する人は、「何か」持っている
968円
1953年11月23日朝、あの日、高校三年生だった私は、南海のプロテストを受けるため、大阪球場のグラウンドに立っていた。甲子園とは全く無縁で、スカウトなど来たこともない弱小校の無名選手だった私だが、「プロ野球選手になる」という夢だけを心の支えに、無謀にもプロテストに挑んだのだった。このときから、私のプロ野球界での闘いは始まった。テスト生としてなんとかプロ入りした私に最初に与えられた役割は、投手の練習相手として、ただ球を受けるだけの「カベ」役だった。選手としては誰からも期待されず、使い捨てのブルペンキャッチャーとして黙々と投手の球を受けるだけの存在だった私は、名選手ひしめく球界をいかに這い上がっていったのか。プロ最下層から夢をつかんだ私自身の物語を初めて明かそう。素質もない凡人がまわりから一歩抜け出し、成功をおさめるためのヒントを読み取ってくれたら私はうれしい。

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