作品詳細

殉国
559円
14歳の少年兵が体験した沖縄戦の真実!徹底的なリアリズムで戦争の実相を照らし出す、吉村戦記文学の銘品太平洋戦争末期、昭和20年3月の沖縄。旧制中学3年、14歳の比嘉真一は、米軍の沖縄上陸作戦開始と同時に二等兵として陸軍に編入された。だぶだぶの軍服の袖口を折り、ズボンの裾にゲートルを巻き付けて、絶望的な祖国の防衛戦に身を投じた真一。米軍に追われ、ただ洞窟から洞窟へ転々としながら南へ逃れる苦境の中でも、その純粋無垢な忠誠心にはいささかの揺るぎもなかった……。ついに米軍に捕らえられるまでの少年兵の戦いを、あらゆるイデオロギーを排し、徹底的なリアリズムで描き切った戦記小説。解説・福田宏年

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