作品詳細

ダイダラボッチ殺人事件
324円
死体は、リビングの床に置かれた机の前で、仰向けに倒れていた。駆け付けた警官は事故死と思った。死体に争った形跡がなく、玄関も内側から鍵が掛かっていたからだ。ところが、第一発見者の思わぬ一言で、事態は思わぬ方向へ展開する。「庭先から部屋の中を覗き、死体を発見したとき、ふと屋根の方を見たら、大きな黒い影が裏山に行くのが見えたんです…」中津島神社にまつわるダイダラボッチ伝説。そして死体のそばに転がっていた虫の糞。取るに足らない小さな現象をつなぎあわせた先に、意外な結末が待っていた。

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