作品詳細

水上博物館アケローンの夜
1056円
博物館は、生者と死者が交わり境界となる場所。そこには、悲しみが作り出す「嘆きの川(アケローン)」があった――。将来を見失った男子学生×三途の川で渡し守をする美青年切なく優しい博物館ミステリ「時には、声を上げて泣くことも必要だ」大学生の出流(いずる)は、閉館間際の東京国立博物館(トーハク)に立ち寄る。展示物を眺めながら、悲しい思い出を忘れようとしていると、どこからか湧き上がった大量の水に飲み込まれてしまう。気を失っていた出流を助けてくれたのは、美青年の渡し守・朧(おぼろ)だった。朧によると、出流は自分の悲しみが作り出す「嘆きの川」で溺れていたという――。

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