作品詳細

苦汁100%
1018円
本当に大切なことは書かないし、書けない。だから、書く。楽しい。恐い。売れたい。嬉しい。悔しい。やりたい。ロックバンド・クリープハイプのフロントマンであり、初小説『祐介』が話題をさらった作家・尾崎世界観が赤裸々に綴る、自意識過剰な日々。ーー某月某日テレビに出ると相変わらずネットでは批判が噴き出す。コイツ喘ぎ声だしてるだけだろう。喘ぎ声で商売してるって凄い世界観だな。こんなようなことを書かれていた。よっぽど燗にさわるんだろう。(ポンポン。癇に障る音。)某月某日いつも通っているあの本屋へ。「祐介」がどこに置かれているかの確認へ。前は3冊、サブカルコーナーにぽつんと置かれていた。でも、テレビや雑誌で何度か取り上げて貰った今なら、きっと。そう信じて見たけれど無い。文芸のコーナーに置いていない。サブカルコーナーを見てみると前よりも増えている。おまけに奥の人気の無い音楽書籍コーナーにも追加で大量に並んでいて、絶対に文芸と認めないという書店の意地を感じた。ドラフトで、巨人に行きたいのにオリックスに指名されたら、こんな気持ちになるのかなぁと思った。

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