作品詳細

最終電車での秘め事
220円
しんと静まり返っている駅のホーム。そんな中、渉はトイレで呻き声を漏らしていた。泥酔し、胃の中のアルコールを全て出してしまいたいが、とにかく苦しい。「大丈夫ですか?」どことなく幼さの残るおっとりとした声が聞こえる。「……ぅぇええええええええっぅ」愛くるしい顔立ちをした駅員が、白い手袋をはめたその両手で、渉の全てを受け止め、嫌な顔一つせずに微笑んでいる。(お、お、お…―――)「俺の嫁!!!」「……―――え?」

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