作品詳細

KAKIEMON おもしろ日本美術II
1360円
磁器の東西交流―柿右衛門とマイセン― 私たちが家庭で愛用の、マイセン・ヘレンド・ロイヤルコペンハーゲン・ロイヤルクラウンダービー等、ヨーロッパの高級食器は、実は日本の有田の焼き物、伊万里や柿右衛門と強い絆でつながっています。  昨今、ジャポニスムと云う言葉のもとに、幕末から明治維新にかけての日本の浮世絵の影響が喧伝されていますが、さらにもう一時代早くにジャポニスム現象が指摘できるのです。江戸時代前半十七世紀後半から十八世紀前半にかけて、日本の有田の焼き物が鎖国中でありながらヨーロッパに輸出されて王侯貴族達の好んで蒐集するところとなりました。そしてこれが呼び水となり、ヨーロッパでも石から作る焼き物・磁器の生産が始まり、その流れがのちにマイセン等の名陶を育んだのです。 柿右衛門作品類の美と魅力、その歴史的展望を詳記した柿右衛門様式作品鑑賞研究に必読の書です。

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