作品詳細

香紙切字典
2860円
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。本書は「香紙切」の全文字を、かなの単体、二字連綿、連綿、漢字の順に分類、整理したものです。「香紙切」は、その名のとおり、虫よけのための黄檗(おうばく)で染めた紙に書かれた、十一世紀末の古筆です。繊細かつ力強く美しい線で奔放に書かれたその独自の書風が、針切と並んで現代の人びとの人気を集めています。漢字が不得手なこと、漢字の素養がないための字のくずれなどから女性の手になるものとされていますが、こうして字書の形にまとめてから眺めても、とてもオシャレな感じで、見る者を楽しい気持ちにさせてくれます。このような魅力的な書を書いたのは、どのような女性だったのか、興味は尽きません。この古筆には、そのような力強い自己主張があり、それがまた現代人の共感を得ているのではないでしょうか。

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